アジア女性の民族衣装
かつては、冠婚葬祭などには日本女性は和服姿か西洋ドレスが一般的でした。お隣の国韓国の派手やかな民族衣装チマチョゴリは、華やかな柄にも体にフィットする様式の和服にはない、裾広がりの美しさがあります。インドのサリーなどもこの範疇に入ります。フワッと広がり、柔らかに揺れるスカート部分のひだが、何とも魅力的です。フィット感があり、体型を問われる衣装にはベトナムのアオザイがあります。シンプルなカラーに濃縮されたかのように光るのは、洗練ということばが似合うような女性の美しさです。
日本も昭和の半ばあたりまでは、着物が街中で普通に見られていました。日本の民族衣装。そんな意識で和服を見たことはあまりないのですが、要するに日本女性の民族衣装なのですね。どこの国でも昔から、女性はお祝い事の時に着飾って楽しみました。「周りの人々を楽しませていた」という方が正解ですね。
西洋化が進んで、次第に画一的な着飾り方になってしまっていたのが、最近、アジアの女性の伝統的な衣装が脚光を浴びてきていますね。きっと西洋一辺倒からアジアの広がりへと視点が移ってきているのでしょうか。